桐の下駄
大正生まれの祖母が亡くなり7年。
母が高校を卒業し就職してからはずっと1人暮らし。
晩年は私達と同居していたけど、引っ越しに至るまでの家の片付けが本当に大変だった。
オイルショックを経験した祖母にトイレットペーパーの買い溜めを止めさせる事は出来ず、押し入れには常に山積みのティッシュ&トイレットペーパーw
勤務先で頂いた某証券会社のキャラクターグッズも山積み。
面倒見の良かった祖母は知り合いが処分に困っていたゴミまで預かっており、物置には他人のゴミが山積み。
家を片付けに行く度にマジ切れする母に対し、穏やかな微笑みを浮かべ「お茶でも飲まんしょ」と動じない祖母。
そんな祖母の形見の一つが新品の桐の下駄。
当然ながらこれも大量にあり、長年かけ消費しようと数年前から履いています。
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